すっごいタイトルだ!
しかしこれ、れっきとしたレーベル名。
爆笑した「オトメイト」に続き、「こちら胸キュン乙女」!
D3パブリッシャーという、廉価版のゲームをたくさん出している会社の乙女ゲーレーベル名なのです。
そんなわけで、今さらながら「Vitamin Z Revolution」 をプレイ中です☆
これ、「Vitamin X」というゲームの続編なのですが、このビタミンシリーズが実におもしろいゲームなのですよ。
クセのある絵、あり得ないキャラクター、相当に好みがわかれるところだとは思うのですが・・・
正直、私もどうかなと思ったのですが・・・
「バカな生徒(オトコ)ほど、愛しい。」というなかなかのキャッチコピーで、初代「VitaminX」を買ってしまいました。
要は、プレイヤーは新任教師となって高校に赴任し、そこの問題児クラスを受け持つことになるというストーリー。
とんでもない阿呆どもに勉強を教えつつ、恋もしちゃいます!ってなわけです。
ま、キャッチコピーがどうこういう以前に、「生まれ変わったら、何になりたい?」という質問に「男子校の保健の先生(はぁと)」と答える私にはおいしすぎるコンセプトなのですよ!(ちょっと興奮ぎみ)
で、ゲーム内容としては、生徒が阿呆なことを言うたびに「ツッコミ」か「スルー」をすることで、偏差値があがったり、愛情が増えたりするという単純なもの。
しかも最初からキャラクターを選んで、個別ルートでのストーリーですからプレイが簡単。
ただ、関西人の悲しい性でどうしてもスルーができず、ツッコミばかりしていたら、偏差値は上がったけれど愛がない、ただの優秀な教師になってしまったのでした。
つまり、「ツッコミ」で偏差値があがり、「スルー」で愛を育てるというわけです。
そのことに気付いてからも、どうしてもスルーできずに、2周めもまた愛のない1年を送ってしまったりしましたが、何かの折りにスルーしてみたところ、スルーのアクションがツボって爆笑してしまい、それ以降はすっかり抵抗なくスルーできる関西人に成長しました。
とにかく生徒たちの阿呆っぷりと、ありえないお金持ちキャラの作りがすごいので、最初はほんとうに辟易するのですが、「オトメイト」レーベルと決定的に違うのは、ライターの力量です。
「基礎的な教養がないくせにムリな題材に手を出そうとする」オトメイトに対し、「ムリなレベルの題材ではないが、わざと阿呆なことを書かなくてはいけないのが難しい」というのでは、そもそもハードルの高さが違います。
そのうえで、たぶんライターの力量もオトメイトをはるかに超えていると思います。いや、オトメイトがヤバすぎるだけなんですけどね。
ごくたまにですが、「ああ・・・!」と思う素敵な表現があったりするので侮れない。
いまやっているのは、3月にでたPSP版のVitaminZですが、明日、PSP版で初代のVitaminXが発売されます。
私はすでにPS2版、DS版をプレイ済みなので、購入後すぐに女性ホルモンの枯渇している(失礼)親友に貸し出し予定。
ビタミンX、というタイトルもなかなかのセンスですよね。
女のビタミン。それは恋☆
で、私は同じく明日発売の「二世の契り」(オトメイトだけどさ・・・)で山本勘助狙いで!
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